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息子が2回熱性けいれんになりました。

1歳7か月と2歳7か月でした。

どちらも救急車で搬送され、1回目は入院、2回目も入院まではいかないなりにとても大変でした。

 

熱性けいれんは調べて知ってたはずなのに、きちんと理解していなかった!本当に怖かったです。でも。。。絶対に経験しないとわからない!!って私もだんなさんも思ったので、熱性けいれんのこわさや対処方法などまとめました!大切な子どものために少しでも参考になればと思います。



 

熱性けいれんって?

生後6か月~6歳くらいまでの子ども、とくに1歳代の子どもが発熱時に引き起こすけいれんのこと。日本では10人に1人くらいの確率で経験すると言われてます。

そのうち30%が再発し、10%が何度か繰り返すといわれています。

インフルエンザ突発性発疹症などは、熱性けいれんを引き起こしやすい。

原因はいまのところ不明。

子どもはまだまだ脳が未熟なため、高熱が出る際に起こるとされている。

 

けいれんが起きたときはどうする?

けいれんが起きたら、以下のことを!

  • 衣服をゆるめる
  • 横向きに寝かせる
  • 嘔吐物を詰まらせないように注意する
  • けいれんが何分続いているか確認

たいがいは、数分~5分程度でおさまります。

しかし、けいれんがおさまっているかの判断は実は難しいもの。心配な場合は、電話で確認したり、かかりつけ医のもとへいくと安心です。

5分以上続く場合は、けいれん重積の可能性もあるので救急車を呼びましょう。

 

熱性けいれんは救急車を呼ぶべき?

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今の時代、『救急車を呼んでもいいのか。。。』と、常識的な人ほどとまどい、呼ぶのが遅くなるという話も耳にします。でも、熱性けいれんが5分以上続いている場合、一刻も早くけいれんをとめる必要があります!

病院の先生も看護師さんも言ってました、

 

「お子さんのけいれんで救急車を呼ぶのは当然、迷わずにすぐに呼んでください」

 

ためらったその時間で、後遺症が残ってしまったり、最悪の事態を招く可能性もあります!けいれんの持続時間とお子さんの様子を冷静に確認し、必要あればすぐに救急車を呼んでください。

 

1歳7か月の息子の場合

産まれてきて、熱が出たのは2回だけ。

1歳のころ、1歳2か月のころ。

そのとき42℃の高熱だったのに、けいれんなし。

突発もなってません。

熱性けいれん発生前~発生後、救急車要請まで

月曜から鼻水が。。。かかりつけの小児科へ。

のども腫れてないから風邪の初期でしょうと。

鼻水をとめるシロップを3日間処方。

 

そのまま元気よく迎えた土曜日の夜中、ごほごほとせきが。ちょっと体が熱い気がしたので、熱を測ったところ、38.2度でした。(平熱は36.8度)とりあえず、土日で病院が休みだから様子をみようと思ってました。

 

そして日曜日、食欲あり!元気いっぱい!熱は37.2度だったので、念のため外には出ず家の中で遊ぶ。

日曜日夜8時ごろ、寝かしつけようとすると、今まで聞いたことのないような咳をする。

(犬が鳴いたような、かなり変わった咳)

熱が38.2度

それでも落ち着いて寝ていたので、明日の朝一番で病院かな、と思うくらい。

 

夜中咳が悪化、抱っこされてないと寝れないようで、だんなさんと交代でだっこすることに。

夜中0時ごろ、嘔吐39.2度

夜中3時ごろ、すりおろしたりんごを食べる。もぐもぐ食べてるけど、両足がちょっと揺れてる?もしかして熱性けいれん?と頭をよぎりましたが、だっこしたらすぐにおさまったのでそのまま寝ました。

明け方5時ごろ、だんなさんが「様子がおかしい!救急車!」と言ったので急いでみにいくと、頭が右側にぐいんと傾いた状態で動かない。黒目が小さく感じ、目は開いてるけど呼んでも反応しない。耳元で手を叩いても全く反応しない。

救急車要請の電話中に嘔吐。

救急車搬送~処置まで

5時20分ごろに救急車到着。

救急車の中で処置されているときの息子の状態は、

  • 頭は右を向いて硬直した状態。
  • 右半身硬直で一切動かない。
  • 左半身は動くが、手が上がったり下がったり。
  • 呼びかけに反応しない。

5時30分には先生たちにみてもらえたけど、確実に眠らせて呼吸を弱める処置をするということでした。いったん息子から離されて待合室で待つようにいわれ、5分後くらいに再び呼ばれました。その時にはっきり言われました。

 

熱性けいれんです!

 

と。そこで思ったのは、けいれんって体が振動するのでは?息子の場合、振動ではなく硬直?そう!右を向いて固まっている状態もけいれん中ということはじめて知りました。

しかも熱のあがり始めということでもなかった。

脳波やCT、レントゲンなどもとって、血液検査、尿検査、脳症や脳炎の検査もしました。

結果、インフルエンザA型複雑型熱性けいれんクループ性気管支炎でした。

インフルエンザが原因で発熱し、けいれんが起こったということです。

クループというのが、犬が鳴いたような変わった咳をするそうですが、こちらは特に変わった病気でもないそうです。息子の場合、のどの細菌が、入院2日目に肺に入ってしまい気管支炎を起こしてしまったようです。3日目には肺の音も正常でした。

入院~退院まで、費用はいくら?

息子はけいれん重積と判断され、さいしょのけいれんから3日~5日後にまたけいれんを起こす可能性があるといわれました。その間は、入院してすぐに対処できる状態にしておく必要があるということで3日間入院。

必ず1人つきそいしてくださいと言われました。

面会時間以外は1人しかダメで、それが本当に地獄だった!

まず、インフルエンザなので外には出れない上に、点滴や胸のエコーやけいれんを察知する管など計5本が息子の体のあちこちについてる。これが抱っこしにくいし、オムツを変えるのも一苦労、息子もかなり嫌がっていてストレスがどんどん。。。

インフルエンザでなければ、わくわくルームという遊べる部屋へいけたようです。そこは朝9時~夜9時まで開いてるので、あそこにいけたらまだなんとか。。。

初日はぐったりしていてよく寝てました。。。2日目、熱もさがって元気になってきたようで、ベビーベッド内におさまるわけもなく。。。いろんなおもちゃや絵本でご機嫌をとろうとするも不可能。。。家では電車のテレビをよくみていたので、それがみれない理由も本人にはわからずご機嫌ななめ。。。

やっと寝た!と思っても、そのタイミングで看護師さんが入ってくる。。。ということが多々あり。。。もちろん処置してくれるので必要なことなんだけど私もストレスが――――。。。

本当は残り最低1日は入院したほうがいいと言われましたが、看護師さんたちからみても限界にみえたようです(汗)幸い、病院までも近いということで先生から退院のOKをいただきました。

1歳7か月の男の子の入院。。。地獄。。。

 

ちなみに夜間救急車搬送+個室入院3日間+薬処方で支払いにびくびくっ。。。

1162円でした。

「え?個室使ったのにそれだけですか?」って思わず聞いてしまいました。。。というのも個室1日8000円~12000円って書いてたので。。。中学生までは無料!!助かりました。

はじめての入院で、個室を選びましたが、小さい子どもにとって、個室がいいのか相部屋がいいのかちょっと悩みどころだと感じました。相部屋のほうが気がまぎれるのかなと。。。インフルエンザA型患者の相部屋もあるそうです。でも。。。感染してない親としてはその部屋に飛び込む勇気は。。。ありませんでした。。。

 

2回目の痙攣で驚いたこと

2歳7か月で41.5℃の高熱が出て、熱性けいれんが起きました。

しかも前回とおなじく、体が震える痙攣を飛び越えて硬直するタイプ。

実際は1分間でおさまりましたが、かなりの高熱だし即救急車要請したので救急隊員が来てくれました。

でも救急隊の方、『硬直するのもけいれん』だと知らなかったんです!!

小児救急ではなく、近くの総合病院を選択され、救急の先生への伝達時にも『けいれんはなかったようです』と。。。え!?って思いました。

もちろん、担当してくださった先生はしっかりしていて、『硬直するのもけいれんの一種ですから』と説明してくれました。

今回は救急隊到着時にはおさまっていたけど、前回のように、けいれん開始から病院につくまでに30分かかった場合、今回の救急隊員だったら最悪の事態になっていたかも。。。と思いぞっとしたし、イライラしました。

 

ちなみに、今回は入院は免れましたが、24時間以内にまたけいれんが起きた場合、経過観察のため入院が必要ですと言われました。

2回ダイアップ、2回解熱剤を使用して、ようやく落ち着きつつあります。

 

けいれん重積(じゅうせき)とは?

通常の熱性けいれんは、数分~5分以内におさまることがほとんどです。けいれんの状態が30分以上続くこと、または休みを挟みながらも短時間に何回もけいれんを起こすというケースがあります。5分以上けいれんが続く場合は、けいれん重積を疑いましょう。

細菌が脳へ感染して起こる脳炎や髄膜炎・脳出血・脳腫瘍、てんかんや、頭を打ったことが原因で起こる可能性があります。また、けいれんが長く続くと脳にダメージを与えてしまいなんらかの後遺症が残る可能性もあります。

 

けいれん予防の坐薬『ダイアップ』の使い方

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ダイアップの使用方法

退院時に処方してもらったのが、『ダイアップ』

38.5度をこす発熱に気づいたときに、できるだけ速やかに肛門内に深く挿入します。

その後、熱があっても、なくても8時間後に2回目を投与します。

2回の投与で終了。

2回の投与で、24時間熱性けいれんが予防できるとされてます。

かかりつけの先生は、個人差はあるけど、2回の投与で3日くらいは大丈夫といっていました。

熱性けいれんの多くは、発熱の初期に起こるものなので、高熱が24時間以上続いてもそれ以上使う必要はない。どうしても不安なときは、3回目を使ってもいいが、最初に使ってから24時間たってから!

ダイアップの副作用

ダイアップは鎮静効果もあるので、使用後は次のことが起こる可能性あり。

  • よく眠る
  • 足元がふらふらする
  • 興奮気味になる

いずれも、一時的なものなので心配はいりませんが、転んでけがをしないように注意が必要。

ダイアップの注意点!

  • 坐薬を使ってもけいれんが起きた場合、至急病院に連絡をするか救急車を呼ぶ。
  • 子どもが吐いてる、意識がおかしい、ひどく具合が悪そうなときは使用する前に病院に確認が必要。
  • いったん熱が下がって48時間以上たってからまた熱が出た場合、はじめから2回使用する。
  • できるだけ冷暗所に保存。
  • 使用期間の目安は、約2年間もしくは4~5歳くらいまでだが、子どもの体重に合わせた分量なので、体重が大きく変われば薬も変える必要あり。心配な方は、かかりつけ医に相談すれば、お子さんの体重に合わせてダイアップを処方してくれるはずです。

実際に使用してみた

退院から2週間後くらいたったころ、38度の熱が出たのですぐにダイアップを!

その12時間後2回目のダイアップ。

けいれんも副作用も起こらずほっとしました。

ちなみに、ダイアップと通常の下剤は同時使用なし。

水と油のような関係でどちらも効果をなさない可能性があるとのこと。使用方法は担当のお医者さんに必ず従ってください。

ダイアップと解熱剤のちがいは?

ダイアップはけいれんの防止、解熱剤は熱を下げるということですが、高熱が出てるのであれば、解熱剤だけ打ってもいいいのでは?と思いました。

解熱剤は、ときにけいれんを引き起こすことがあるらしいです。なので、併用したい場合、ダイアップを挿入して30分以上開けてから解熱剤を使用することが正しい使い方です。

ちなみに解熱剤は回復を遅らせるともいわれているので、高熱は確かに辛いですが、なるべく自然に治すことを第一に考え、どうしても眠れないなどのときに使うのがベストです。

 

子どもが熱性けいれんになったママさん・パパさんの声

実際に子どもが熱性けいれんになってしまったママ・パパの感想。

本当に突然はじまる熱性けいれん。びっくりしますが、落ち着いて対応すれば大丈夫です!

 

事前に調べておくべきポイント!

熱性けいれんは、遺伝的要因が影響してるのでは?といわれています。両親や祖父母など、親族にてんかんや、けいれんにかかったことがあると、子どもに起こる可能性が高くなるそうです。

自分の子どもの頃や、両親、兄弟姉妹などの病歴などを事前に確認しておきましょう。

ちなみに私とだんなさんのどちら側にも熱性けいれんの経験者はいませんでした。

また、頭を強く打ったりすると、頭部外傷などが原因で起こることもあるので、転んだり、打ったりした可能性がある場合は、日付や時間をメモしておくといいです。

 

以上です。

今回、息子のあんな状態を目の当たりにして、1歳ってまだまだ小さいんだなと思いました。土曜日の時点で休日外来を受けていれば。。。日曜日の夜に救急外来にきていれば。。。といろいろ思うことも多く、日ごろの息子との付き合い方すら見直そうと思った長い長い3日間でした。

その経験があったからこそ、1年後に起きた今回の熱性けいれんにはとても早く対応することができて入院までには至りませんでした。

みなさんもお気をつけください!